Kali Linux 2.0


 VMware 用の Kali Linux 2.0 がリリースされていたので、ちょっとさわってみました。

 Kali Linux はペネトレーションテスト(脆弱性診断)に重点を置いて作成されたLinux ディストリビューションです。 Kali 2.0 からは Debian jessie (= Debian 8.*) がベースになり、 Kernel が 4.0 、 対応するハードウェア/Wireless ドライバも増え、様々なデスクトップ環境( gnome、kde、xfce、mate、e17、lxde、i3wm )をサポートするとのこと。  (Kali 2.0 の リリース情報はこちら

 

 今回は 64bit 版の Kali 2.0  VMware イメージをダウンロード。 ( *.7z で配布されてますので、7-Zip に対応した 解凍ソフトが必要です。)

 

 ダウンロードしたイメージを VMware Player 上で起動。 (画像はないのですが、解凍したファイルを Player の 「仮想マシンを開く」  で読み込めばすぐに使えます。)

 

§ 1. ログイン

 初期登録されているユーザは 「root」、パスワードは「toor」です。 ( Kali 1.* 時代と同じ)

 

 ・・・ Kali 1.* とはガラッと変わりましたね、デスクトップ。

 

 uname -a してみました。 kernel 4.0 になってますね。

 

§ 2. キーボードと言語の変更

 初期状態では、キーボードが英語配列(101)になっているので、日本語配列(106)に変更します。

 デスクトップ左側、最下段のアイコン 「Show Applications」(□ が9つあるやつ)をクリック。

 

  アプリケーションの一覧が表示されるので、その中の 「Setting」 パネル(一覧のかなり下段にあると思います) をクリック。

 

 All Settings ページが表示されます。 中段 Hardware 項目の中に 「Keyboard」 がありますので、これをクリックします。

 

 最下段の 「Input Sources」をクリックして、

 

 Language をクリックします。

 

  表示できる言語の一覧が出てきますので、「日本語」を選択して、Done (右上)ボタンをクリック。

 

 Language を変更すると、Formats も自動で「日本」に変更されます。

 

 続いて、「Input Sources」 にある 「+」 ボタンをクリックします。 Input Source 一覧が出てきますので、選択肢の中から 「Japanese」 をクリックします。

 

 さらにキーボードレイアウトの選択肢で出てくるので、利用環境に合ったものを選択(今回は 「Japanese」を選択) して、右上にある 「Add」 ボタンをクリック。

 

 一旦ログアウトします。(Language 設定画面内に うっすらと 「ログアウト」 のボタンが表示されますので、クリックするとログアウトできます)

 

 再度ログインします。

 デスクトップ右上に、キーボードレイアウト選択スイッチがあるので、 クリックして、Japanese を選択。

 

 これで、デスクトップが日本語に、入力も日本語キーボード(106)になりました。

 

§ 3. ネットワーク設定

 次に、固定 IP アドレスを設定します。(今回、VMware Player のネットワークアダプタ設定は ブリッジにしてあるので、ゲストOS – Kali linux – にはホスト – Windows 7 – 側とは異なる IP アドレスを定義します)

 初期状態だと、loopback インターフェースしか定義されてないです。

root@kali:~# cat /etc/network/interfaces
# This file describes the network interfaces available on your system
# and how to activate them. For more information, see interfaces(5).

source /etc/network/interfaces.d/*

# The loopback network interface
auto lo
iface lo inet loopback
root@kali:~#
root@kali:~# ip addr show
1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default 
    link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
    inet 127.0.0.1/8 scope host lo
       valid_lft forever preferred_lft forever
    inet6 ::1/128 scope host 
       valid_lft forever preferred_lft forever
2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP group default qlen 1000
    link/ether 00:0c:29:dd:76:0b brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
    inet6 fe80::20c:29ff:fedd:760b/64 scope link 
       valid_lft forever preferred_lft forever
root@kali:~# 

 show ip addr すると、 NIC は eth0 として認識されていますので、

 /etc/network/interfaces を編集して、eth0 に 固定IPを割り当てます。

root@kali:~# vim /etc/network/interfaces
# This file describes the network interfaces available on your system
# and how to activate them. For more information, see interfaces(5).

source /etc/network/interfaces.d/*

# The loopback network interface
auto lo
iface lo inet loopback

allow-hotplug eth0
iface eth0 inet static
 address 10.1.10.193
 netmask 255.255.255.0
 gateway 10.1.10.254
 dns-nameservers 8.8.8.8

 10行目から15行目までを追記。 IPアドレスはご利用の環境に合うように。

 

 /etc/resolv.conf も編集しておきます。

(/etc/network/interfaces に dns-nameserver を書いたですが、ifup/ifdown、systemctl restart networking しても resolve.conf の内容が変わってくれなかったので。。。 変わらないのは、Network Manager が動いてるせいかな。。。)

root@kali:~# vim /etc/resolv.conf 
# Generated by NetworkManager
search localdomain
#nameserver 192.168.224.2
nameserver 8.8.8.8

 3行目がデフォルト設定なのでコメントアウト(削除でも)、4行目を追記。

 

 インターフェースを起動します。

root@kali:~# /sbin/ifup eth0

 IP アドレスを確認。

root@kali:~# ip addr show
1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default 
    link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
    inet 127.0.0.1/8 scope host lo
       valid_lft forever preferred_lft forever
    inet6 ::1/128 scope host 
       valid_lft forever preferred_lft forever
2: eth0: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc pfifo_fast state UP group default qlen 1000
    link/ether 00:0c:29:dd:76:0b brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
    inet 10.1.10.193/24 brd 10.1.10.255 scope global eth0
       valid_lft forever preferred_lft forever
    inet6 fe80::20c:29ff:fedd:760b/64 scope link 
       valid_lft forever preferred_lft forever
root@kali:~# 

 

 名前解決できるか、確認してみます

root@kali:~# dig yahoo.co.jp ANY
; <<>> DiG 9.9.5-9+deb8u3-Debian <<>> yahoo.com ANY
;; global options: +cmd
;; Got answer:
;; ->>HEADER<

 無事に名前解決もでき、Internet に接続できました。^^)

 

 apt-get してシステムを最新の状態にしておきます。

root@kali:~# apt-get update          # パッケージリストの更新
root@kali:~# apt-get upgrade         # インストールされているパッケージの更新
root@kali:~# apt-get dist-upgrade    # インストールされているパッケージの更新 & ディストリビューションの更新

 

§ 4. 時刻設定

 時刻表示が EST になっているので、JST に変更します。 ntp の設定も修正します。

 まずは JST への変更。  tzdata を再設定します。

# dpkg-reconfigure tzdata

 設定ツールがポップアップするので、 Asia > Tokyo と選択します。

Current default time zone: ‘Asia/Tokyo’
Local time is now:      Thu Nov  5 10:34:39 JST 2015.
Universal Time is now:  Thu Nov  5 01:34:39 UTC 2015.

 設定が終了すると、↑ このようにメッセージが表示され、JST に変わります。

 

 続いて、ntp の設定を修正します。 今回は、NICT と インターネットマルチフィード から提供されている NTPサーバーを追加します。

root@kali:~# vim /etc/ntp.conf

 

 NTP Server を追加します。  4行目(インターネットマルチフィード:ntp.jst.mfeed.ad.jp)、5行目(NICT:ntp.nict.jp) を追記してます。

# pool.ntp.org maps to about 1000 low-stratum NTP servers.  Your server will
# pick a different set every time it starts up.  Please consider joining the
# pool: <http://www.pool.ntp.org/join.html>
server ntp.jst.mfeed.ad.jp
server ntp.nict.jp
server 0.debian.pool.ntp.org iburst
server 1.debian.pool.ntp.org iburst
server 2.debian.pool.ntp.org iburst
server 3.debian.pool.ntp.org iburst

 

 NTP を再起動し、

root@kali:~# systemctl restart ntp

 

 同期状態を確認します。

root@kali:~# ntpq -p
     remote           refid      st t when poll reach   delay   offset  jitter
==============================================================================
 ntp3.jst.mfeed. 133.243.236.17   2 u    6   64    3   35.187  7799.49 7445.62
 ntp-b3.nict.go. .NICT.           1 u   10   64    3   34.939  7355.40 7310.12
 ec2-52-69-228-2 133.243.238.243  2 u   35   64    1   33.654  4576.13 4008.34
 sv1.localdomain 133.243.238.164  2 u   35   64    1   34.453  4687.98 4123.96
*chobi.paina.jp  131.112.181.48   2 u    -   64    1   35.237  8577.00 736.794
 y.ns.gin.ntt.ne 103.1.106.69     2 u    9   64    3   28.752  7576.79 7006.22
root@kali:~#

 

 初期設定はこんなところでしょうか。  

 

 Kali Linux に載ってる各種ツールはまだほとんど触っていないので、機会があればまたここに備忘録します。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です